8月20日(月)18:30から、立場地区センターで開催された平和祈念講演会に、教会長・山田信二が出講しました。この講演会は「悲惨な歴史(戦争)を繰り返させないよう」という願いのもとに、安倍9条改憲NO!泉区民アクションが主催したものです。
今回は、山田の他にキリスト教泉教会牧師・潮田健治先生も講演されました。
潮田先生は、第二次大戦中に政府による弾圧で殉教された竹入高牧師を信仰のルーツ
にもっておられます。そこから、平和について、憲法9条について、信仰のお立場から取り組んでおられるとのことでした。先生は、なぜ殉教者が生まれなくてはならない時代になったのかを語り継ぐバトンを引き継いだとのことでした。自分が回っていなくとも、政治や社会はすごいスピードで回っている。そのような中で、平和(キリスト)という光をめざしていくことで社会の回転の中を確かな足取りで進むことができる、と語られました。(間違っていたら申し訳ありません)。
山田は、「人はみな神のいとし子」という金光教の信仰の中心思想の一つを紹介しました。人はみな神のいとし子であるということは、人間の親である神は人の苦しみをわが苦しみとしておられる、すべての人は等しく尊い存在である、きょうだい同士である人間は助けあうものであるということです。ですから、人と人とが殺し合う戦争はもってのほかであり、信仰者は平和を求めていくべきであるのです。そして、金光教の教祖と信者の人達とのエピソードをいくつか紹介し、平和の実現には、戦争がないということに加え、人間の平等が尊重されること、多様性が認められ、それぞれが持っている力を発揮することができることが大切であると訴えました。
今回は信仰の立場から平和を求める道筋を語ると同時に、他宗教の方達と交流するまたとない貴重な機会となりました。