去る10月27日(日)に、立教160年生神金光大神大祭をお仕えしました。
金光教の立教は、1859年に教祖様が、難儀な人を助けるお取次に専念してほしいという神様のお頼みをお受けになったことを指します。教祖様はこの時から、神様と心を一つにして、人助けのために生きられたのでした。ご大祭では、教祖様にお礼を申し上げると共に、私たちも人を助けるお役に立たせてください、と祈りを込めました。祭典には、フォーゲルリーダー3名が祭員として奉仕しました。
祭典後のお話の講師は、フォーゲルのリーダーで片江教会信徒(現在は新宿教会に参拝)の西田幸重さんでした。講題は「神様、好きですか」。以下要旨です。
「皆さんは神様が好きですか。私は好きです。尚子先生の本にも書いてありましたが、神様と一緒だといつも安心です。どんな時でも、神様が何とかして下さるという思いになれます。
転勤で福島県の郡山にいる時、東日本大震災に遭いました。マンション9階の自宅は家具が倒れてぐちゃぐちゃになりましたが、家族は出かけていたので無事でした。その後家族は妻の実家の豊橋に自主避難し、しばらくして妻の乳がんが分かりました(ステージ4)。結果として妻は亡くなりましたが、豊橋に行ってからの発見だったので、都合が良いこと、有難いことがたくさんありました。亡くなったからおかげではないということではありません。どうせ病気になるとしたら、一番良いタイミングだったと思います。神様は適時適所のおかげをくださっているんです。
神様が私たちを嫌いになることはありません。信心の工夫をして神様との距離を近づけ、神様をもっともっと好きになっていけば、いつもそばにいて下さる安心感が生まれて来ると思います。」