先日、金光教東京平和集会が開催されました。私は企画からスタッフとして関わりました。
今回はイスラエルによるガザ地区攻撃が続く中、改めてパレスチナにおける悲劇の歴史を学びました。そのことをふまえて、当日発表された「金光教東京平和宣言2024」には次のように書かれています。
「歴史は教えています。身勝手な国際社会のありようが、人々をいわれなき悲劇に巻き込むこと。差別された人々が、新たな差別を生み出すこと。生み出された差別は、非道な暴力を可能にすること。憎しみがあおられ作られて、繰り返されて行くこと。不条理への無関心が、罪への加担になること。そして、これらのことは、今を生きる私たちの問題なのです。」(一部抜粋)
私たちは「戦争はあの人たちがやっていること」と、他人事のように考えています。しかし、その時々の国際社会のありようが、戦争を生み出してきました。そして、国際社会の末端には私たち一人一人の市民がいます。
今行われている戦争に無関心でいないこと。未来の戦争を未然に防ぐ努力をすること。私たちが負う責任は重いです。(山田信二)